Thursday, December 19, 2013

"Heroes EP" now available!



I know we are very slow to put this news on our blog,
but we released our new EP "Heroes EP" in November.

It's an EP and not a full album, but it took us a very long time to make it.

We started rehearsals for the songs on this EP in January 2012.

We started recording in June 2012.
We recorded 4 songs in Summer 2012, but we wanted to add some more songs to it.

We did the USA tour (The Extreme Tour 2012) and after that, we recorded 2 more songs. 1 song is a song for our friends at Famicom Dojo (retro game website/podcast). Another song is a Japanese version of our worship song called "Give Us Your Miracles", now called "Kiseki Wo Kudasai".

But it didn't end there. When we played a church concert at Misono Baptist Church in February 2013, they gave us a nice live recording.

So we decided to include 1 live track from this church concert, which is "Precious", a very special song of ours.

It took us even more time to prepare for the release. Preparing artwork and making the release plan.
We had another tour, this time in Japan in October 2013. We had been too busy and the release date was shifted even later.
And finally we could release the EP in November 2013.

Mayumi, a good friend of ours provided a great artwork of "Christian Samurai" in old Kurosawa movie style.
With this great artwork, "Heroes EP" is our personal favorite, with our Love and message. Our love for Japan and its history.

Leading track "Overcome" is already getting a positive reaction both online and at live shows. And "Heroes" is probably the song with our strongest message and statement so far, about the history of Japan and the world.

Please check it out on iTunes and/or BandCamp.

iTunes

BandCamp

(This is digital download issue. We probably are making physical CDs when we go to next tour, but not sure when it will be.)

Also we appreciate if you help us spread the word and be featured on blog/magazine.

Thank you very much!


I think that's all for today.

May God bless you richly in new year 2014!
Merry Christmas!


Tak "Tone" Nakamine / Imari Tones


Saturday, December 14, 2013

撃ち殺される自由

気が向いたので個人日記をこちらにも転載。

Nike SBのスケートビデオがなんだか良い。
昨年の10月からスケートボードを始めて、それからスケートビデオは結構見るようにしている。
今年いっぱいに出たやつはメジャーなやつとかなるべく見るようにしてるのね。

それは、つまり、始めたばかりの今だから体験できる、吸収できるものがあるだろうから。
たとえばギターを始めたばかりの頃とか、
ロックを聞き始めたばかりのティーンエイジャーの頃、
その頃に聴いた音楽やバンドというのは、自分にとってすごく大きな影響というか当然基礎になっている。

それと同じで、始めたばかりの頃に見たものというのは、その後の自分のバックグラウンドというか基礎になっていくだろうから。

そして貴重なのは、
僕と同世代のプロスケーターの人たちは、すでにその世界ではとうの昔に伝説を作り上げたレジェンドで、
彼らが90年代とかに見ていたもの、当時見ていた時代背景とかバックグラウンド、
もちろん僕も同じ時代にティーンエイジャーをやっていたわけだけれど、

僕はその頃のスケートボードをまったく知らず、
2012年とか2013年になって、そこから知識の吸収を始めたということ。
当時と今の状況はまったく違う。
世の中の状況もだけれど、スケートボードをめぐる状況は、まったく違う。
当然、スケートボードをやることの意味合いも違っている。

つまり、自分はもういい歳でありながら、
現在、アメリカとかでスケートボードをやっている子供とかティーンエイジャーと、同じものを見ることができる。
まったく同じではないにせよ、似たような目線で、それらのものを体験できるというのは、かなりかけがえのない機会だと思うのだ。
自分の中に、20年くらいも年下の世代とかぶる部分を持つことができるのだから。

つまり、ティーンエイジャーの子たちと話しても、Sean Maltoの話とかで盛り上がれるわけでしょ。彼らにとってSean Maltoがアイドルなのと同じように、僕にとっても彼はアイドルなわけだから(笑)

で、スケートビデオを見てる。
Thrasherのウェブサイトでもいろいろ見れるし、
YouTubeにもあるし、
DVD買うと高いけど、今はiTunesで安く買えるでしょ。

当然GirlのPretty Sweetも見たし、
ClicheもDeathwishも、BlindもAlmostもZeroも見た。
Heroinの日本勢は熱かったし、BonesとかBaker、Creatureとかは無料ダウンロードで見れたし。
Darkstarのも良かったね。
あと無名のところから出てるビデオもいっぱいThrasher経由で見れたよね。

それらの映像は、当然ながら、使われている音楽という面でも刺激があるんだけれど、

で、なんの話だったかというと、
Nike SBの今月出たビデオが、なんだかちょっと良い。

良いっていうわけじゃないんだけれど、なんだか良いんだよね。
さすがにNikeみたいな大企業にスポンサーされているスケーターたちは、
他のブランドのスケーターたちと比べても、やっぱり技術的にちょっと頭ひとつ抜けているという感じがするし、
これが今の世界のいちばん技術的にトップというかカッティングエッジなスケーターたちなのかな、という。純粋にトップオブザトップ。

決して凝ったビデオではなく、普通にシンプルなスケートビデオなんだけれど、プロダクションの質は良いし、そしてなんだか映像が明るい。機材の関係なのか何なんだか。

それは、なんだかスケートボーディングの世界の、明るい未来を示しているようで、
いや未来の世代たちの新しい自由を示しているようで、
なんだか明るい気持ちに、させてくれるのだ。
たぶん考え過ぎだけど。


なにが言いたいかというと、
実際のところ、スケートボーディングの世界では、
少なくとも90年代までは、スケートボーディングなんていうものは、
マイナーでアンダーグラウンドな、カウンターカルチャーっていうか、
カウンターなものだったんだよね。

でも、それがだんだん、メジャーな、メインストリームなものになっていって、
(アメリカとかの話だよね。日本ではぜんぜんだよね。)
そこに、Nikeとか、Addidasとか、最近ではNew Balanceとか、
そういう大企業が参入してくるようになった。

そう、靴の話か。
スケーターって、スケートボーディングって、
すごく激しく、頻繁に靴をはきつぶすから、
シューズメーカーというか靴の会社からしてみたら、
たぶんすごい美味しいマーケットだと思うんだ。
だから、靴を作る企業からしてみたら、参入しようとして当然だという気はする。


Nikeみたいな大企業が、DIY精神を大切にするアンダーグラウンドな
スケートボーディングみたいな世界に参入するにあたって、
controversialな批判とかいろいろあった、とネットには書いてある。
実際にNikeは過去に一度スケートボーディングに参入しようとして失敗した過去があるとのこと。

しかし今ではNike SBはスケートボードシューズの中でもやはりいちばんメジャーなブランドのひとつになったわけだ。
それは、やっぱり、大企業だし。
あるいは、その事実こそが、スケートボーディングが、アンダーグラウンドなものではなくて、メインストリームなものになったということの証かもしれないけれど。


Thrasherのページに書き込まれたコメントを見ると、
やっぱり今でも、Nikeみたいなメジャーな企業が、スケートボーディングの世界で商売やってるってことに対しては、批判とか拒否反応があるみたい。

それはそれでとても健全な反応だと思う。

実際に僕も、NIKEの製品、いいんだろうけど、Nike SBの靴を自分で履こうとは一切思わないし。
だったらまだLakai履くよ、って思うでしょスケーターの人たちって。

ちなみに僕はFallenしか履かないって決めてるけどね、初心者なりに。

実際に、今回のNike SBのビデオ"Chronicles 2"だっけ、も、
やっぱり、ハードコアなブランドのビデオとくらべると、
ちょっと弱いっていうか、watered downされたところがあるし、
センスが必ずしも良いわけじゃない部分もある。

でも、やっぱり、その、トップ中のトップの最先端なスケーターで構成されたビデオを見ると、
やっぱり凄いな、と、思う。
それは、企業パワーというか、たとえばちょっと前に見たEric KostonモデルのCM映像を見ても思ったし。
タイガーウッズとかのオールスター総出演だったし。


で、俺はこれは健全な状態じゃないかと思うわけだ。

つまり、たとえば90年代とか、まだスケートボーディングがアンダーグラウンドだったとき、
Nikeは参入できなかった。

それは、まだ早すぎたからだよね。
誰にとって早すぎたかというと、スケートボーディングにとって早すぎた。

でも、2000年代になり、スケートボーディングが、アンダーグラウンドで成熟し、メインストリームになる準備が出来てきたとき、
そのとき、Nikeは参入した。

世の中の商業主義とかメインストリームのもろもろを、受け入れても大丈夫なくらいに、スケートボーディングは既に成熟していた、ということだよね。


結局、そうね、ロックでもそうだけど、商業主義とか、世の中のあれこれを受け入れるというのは、
タイミングの問題なのかもしれない。


十分に成熟し、コアな人たちの手を離れても大丈夫なくらいになったのであれば、
それは商業主義や世の中のあれこれを受け入れるのは、健全なことだ。
そして現在のスケートボーディングの世界に、商業主義があるのも健全なことだ。
(たぶん)

(わかんないけどね。Nike SBは、小売店に対して、すごく不利な取引を強要しているらしいから、ちょうどAppleみたいに、個人経営のローカルなスケートショップがそのせいで廃業していく、みたいな面があるみたいだし。)

けれども、そのスケートボーディングの世界の中に、いまでも、skater ownedというのか、for the skaters by the skatersみたいな価値観があるのも、とても健全なことだ。

アメリカ行ってスケートパークとかいくつか見たりすると、
これって完璧に「宗教」だよね、と思ったりしたけれど、

それは、ロックやヘヴィメタルが宗教であるのと同じ意味合いでね。

そう思うと、スケートボーディングは、
ロックやヘヴィメタルから見てもうらやましいほどに、
「コア」で「健全」な宗教くささをキープしているように思う。

それは、時代が進んでも、
音楽やギターと違って、
「身体」というか「肉体性」の部分が多いからだろうか。
脳みそによる間違った解釈の余地が少ない。

日本ではまだ「定着」していないから、
スケートボードと言っても
ファッションやカルチャーみたいな
「脳みそ」で解釈する部分が大きい、
もし日本のスケートシーンに限界があるとすればそこだけれど、
たぶんそれも変わっていく、のか?


で、何が言いたいのかというと、
政治とか民主主義についてのことなんだ。

俺は、自分の音楽やバンドとともに、
日本という国についてなんだか祈ってきた。
それは、日本でクリスチャンなんかやってるとどうしてもそうなる。

で、そしたら震災とか原発事故とかあって、
それ以降、この国が変わったか、変わらないか、といったら、
それはやっぱり変わった。

予測はしてたしわかってたけど、
最近の政治とかなんとかいう法律とか、
どうにも右寄りな方向の状況に、
息苦しさを感じたりもするのだけれど、

そこには、現在の日本という状況、
(これは、ロックや音楽をめぐる状況を含む、というか、むしろ本質的にロックや音楽をめぐる状況のこと)
現在の民主主義の枠組みの限界、
そういったものに対する落胆や絶望があるわけだ。

まあ、今に始まったわけではなくて、
最初のスタート地点の時点ですでに、
そういったものに絶望しきっていたからこそ、
僕たちは音楽をやっているわけなんだけれど、

じゃあね、現在の民主主義の枠組みというかシステムが、
うまく機能していないとして、
じゃあそれを超えた、未来の民主主義、
より優れた民主主義は、どんなものですか、って言ったら、

それはもう見えてきてるんじゃないかって。
震災以降、原発に対する反対運動なんかでデモが頻繁に起きるようになった。
今回の秘密法案でもデモがあった。
僕も原発のデモには何度か参加してみたけれど、

こういうことって、それ以前にはなかったことだった。
平和で何もない時代に生まれた僕たちの世代にとっては、
こんなことって、ありえないはずのことだった。

それが起きてる。

インターネット、facebookやtwitterで、議論がかまびすしい。
インターネットで署名を集める市民運動も広がっている。

未来の、より新しい民主主義があるとしたら、
たぶんそれはこの延長にある。
それは、もう始まってるんじゃん、って。

形じゃないんよね。
中身なんよ。

これは健全なことだと思うんだ。
そういった流れに対して、批判をするのも健全。

僕は、今度の法律にしても、
今の政治家の人たちや、政府の人たちがやっていることが、
正しいのか、間違っているのかはわからない。

基本的に、権力の座についた当事者にしか、わからないことがあるし、
国を治めるってことは、どうしてもきれいごとではないだろうから。

ただ、最近ちょっと右寄りな流れになっているといっても、
アメリカあたりの右寄りからくらべたら、まだぜんぜん左側にいるし、
それにもかかわらず、
それでもなお世間が黙っていない、
それぞれの立場から黙っていない。
これはかなり凄いことかもしれない。

わからない、
楽観はしていないし、
世界情勢を楽観もしていない。
どちらかというとかなり悲観してる。

でも、最悪を思うとき、
日本は、本当の意味で市民革命みたいなものは経験してこなかった。

戦後の平和が「嘘っぱち」のかりそめのものであったのは、
それが与えられたお仕着せのものだったからだろう。

だから、あるいはそういった出来事が、これからこの国に起こるのかもしれない。
なるべく血を流さずに起きてくれたらいいんだけど。
僕らは21世紀に生きているのだから。

21世紀って、もっと進歩した世界だったはず。


つまり、Nike SBの話からいきなりそれたのは、
日本の民主主義が、こういったことに耐えられるほど、
成熟してきたのだということを、
思ったから。

だから、これが始まりなんじゃないか。

だんだん、これが、「当たり前」になっていく。

こういったことを無視できない世界になっていく。

それが当たり前の世代が、これから生きていくのだから。



わかんない。
僕が、いつも思っていたのは、
可能性っていうことについてだった。

人間が持つ、素晴らしい未来への可能性。
21世紀の最初の10年は、僕にとって、Let Downでもあったし、
期待以上の部分もあった。

ただ音楽について見ても、社会を見ても、
ここ10年くらい、日本は僕をLet Downさせ続けている。

なんだかここ数年、日本の社会全体が、Uターンして昔に戻っていっているみたいなのも、
未来に向かっていく、その途中で、壁を超えられなかったからのように僕の目には映っている。

その壁は、霊的な壁だ。霊的っていうと、ちょっとクリスチャン的でわかりづらいけど、精神的なところというか、マインドでありスピリットの部分だ。

結局のところ、人は、社会は、民族は、国は、その霊的にふさわしいところまでしか発展できないし、そのふさわしいところへ落ち着いていく。それはそこが居心地がよいから。

霊的に発展できなければ、それ以上の科学技術や、テクノロジーや、社会制度や、文化水準を、獲得することはできない。

日本の社会は、21世紀初頭のある時点で、その壁に突き当たり、それを超えられず、引き返したように僕の目には映る。
それは、霊的な限界だ。
社会全体の。

でも、引き返さなかった人たちもいる。
多数派ではないけれど、いる。
その証拠を、いくつか僕も持っている。

願わくば、彼ら同世代の同時代人たちが、
新しい日本を切り開いていってくれることを。


わかんない、自由っていうのは、勇気のいることだ。

これは僕が思うことで、
どうしても言っておきたいけれど、

たぶんアメリカ人がFreedomっていうとき、
それは、銃で人を殺す権利のことを指していると思う。

けれども、
日本人が自由という言葉を発するとき、
それは、銃で撃ち殺される自由を意味している。

だから、日本人にとっての自由はハードルが高い。
アメリカ人がフリーダムっていうよりもたぶん。

それでも、ひるむことのない
勇気と高潔さを持った人たちだと、
僕は信じている。
僕が思う日本人という人たちは。

だいたいね。

犠牲になってやりゃいいじゃん。
世界のために。


どちらにしても、
僕は僕らは、
始めたときに既に思っていた。

お先に新しい世界へ行きますよって。

ぶっちぎりです。


これからですよ。

Tak "Tone" Nakamine / Imari Tones

Wednesday, November 27, 2013

The Extreme Tour Japan was a success!!

(English & Japanese)
10月に行ったツアーの記録です。
こういうの、しばらく書いてなかったけれど、
(初めてアメリカをツアーした2009年とかは、書いたけど。もう残ってないけどね。)
今回は、初めてのFirst Ever 日本ツアーThe Extreme Tour Japanだったし、
どんなだったか、皆さんとシェアしたいと、分かち合いたいと思いますので。

I post this tour blog here.
Though we haven't done things like this for a while,
(We did when we did our first USA tour back in 2009.)
this was FIRST EVER The Extreme Tour Japan,
and we want to share what happened with everyone.



The Extreme Tourは、アメリカで1994年から続いている、クリスチャンのミッショナリーツアーです。日本語で言うと伝道ツアー。
若者向けに、音楽とエクストリームスポーツ(まあスケートボードのことです)を通じて、キリストの愛のメッセージ、前向きで希望にあふれたメッセージ、を伝える、それを、理屈ではなくて、肌で感じてもらう、身を以て示す、というツアーです。

The Extreme Tour is a Christian missionary tour that has been around since 1994 in USA.
It is to spread Christ's Love and positive message among young people, using music and extreme sports (skateboarding).
Not only by word, but with ACTION.



創始者っていうか始めた人は、Ted Bruunっていう人ですが、
この人がまた、説教くさいキリスト教ではなくて、もっと生身の、血の通った本物のメッセージを伝えたい、っていう人だったんですね。で、ロックが好きだったと。彼自身、Petraであるとか、Stryperとかのクリスチャンロックの相当なファンだったようです。

A person called Ted Bruun started this The Extreme Tour in 1994. If I understand correctly, he wanted to convey God's Love, not by preaching, but by reac action.....and Rockn'Roll!! (Possibly, Christian Rock like Stryper and Petra)



このツアーは、クリスチャンのアーティストたちが集まって、全米を回るんですが、大きな街や、大きなステージではなくて、わざわざ、比較的小さな町を選んで、そこで、公園とか、野外の、誰でも見ることのできる場所で、一般の人を相手に演奏するんです。どうしてもアメリカだし、ホームレスを相手に演奏するってことも、多々あります。

On this tour, many Christian artists get together and tour around USA. They don't go to big cities. They go to small towns. And play free shows in parks, outside venues, skateparks, schools, etc. Sometimes they play to homelss people.



このThe Extreme Tourの人たちが進んでると思うのは、新しい時代のミュージシャンの在り方として、ひとつの形を指し示していることだと思います。
つまり、前時代的な規模の拡大とかビジネス的な成功を求めるのではなく、使命を持ったミュージシャンとして、確固としたメッセージを持ち、社会に関わっていく、その中心に信仰というものを置き、そこから目を離さない。
それはこれからの時代のインディーズミュージシャンの理想型だと僕は思います。

Good thing of The Extreme Tour is, they are showing the way to the musicians of new era.
They are not going for business success like 20th century way, but they are musicians with mission, with message. And they put their focus on FAITH. Following God's mission. I think it's an ideal style of independent music for future generation.



僕らはこのThe Extreme Tourに、2011年に出会い、テネシー州のナッシュビルのThe Objectiveというイベントにて、彼らと劇的な出会いを持ちました。
そして、翌年、2012年のThe Extreme Tour、アメリカ西海岸の部に参加したのです。

We met them in 2011, in Nashville TN, at an event called The Objective. It was dramatic. And we joined their tour in 2012, The Extreme Tour West Coast USA.



そのThe Extreme Tourを、日本で行う、という使命、宿題が僕たちに与えられ、
そして201310月、それが実現しました。
この、カッティングエッジなミッショナリーツアー、The Extreme Tourを、日本に持ってくる行うことができました。

God gave us a mission, that was to do this The Extreme Tour in Japan. And it came true in October 2013. We brought this cutting edge missionary tour to Japan.



僕たちImari Tonesにとって、アメリカをツアーし、演奏することは、大きなことですが、そのアメリカでも最先端のこのツアーを、日本に持ってきて、日本で行うことは、さらにそこからもう一歩さきへと進む、意義のあることであり、そのことには誇りを持っています。

For us Japanese band, it is a big thing to tour in USA. But, to bring this Christian tour FROM USA TO JAPAN is one step further and even more awesome thing. We are pround to have made this happen.




このThe Extreme Tourは、クリスチャンが多く、教会の数も多く、環境に恵まれたアメリカだから出来るものであり、それを日本で行うことには、困難が多く、当初は不可能ではないかと思われましたが、

アメリカとまったく同じとは言えずとも、
日本の環境と状況に合わせて、The Extreme Tourのエクストリームなスピリットと本質を、なるべく失わないように、
日本の文化の背景や環境に合わせて、「翻訳」するようにツアーを計画しました。

初回ということで規模も小さく、実験的で、限界もありましたが、
初めてのテストケースという意味も含めて、
悪くない日本版としての「翻訳」が出来たのではないかと思っています。

In USA The Extreme Tour is possible because there are so many Christian people and so many churches. However, things are very different in Japan. At first we thought it was impossible.

But we planned this tour, trying to keep the "EXTREME" sprit as much as possible, while adjusting things to Japan situation.
It is like "translating" the tour to Japanese cultural context.

This was the first time and still a "test case", but we think we did a good "translation", for a "Japanese version" of The Extreme Tour.




Facebookで写真など何度も共有していますので、
そちらで見た人も多いと思いますが、
では、写真と併せて、ツアーがどんな感じで行われたのか、
ざっとシェアしたいと思います。

We already posted many pictures on Facebook (both personal account and the band page). Some of you already seen these pictures.
But we want to share what the tour looked like.





今回のツアーに参加したのは、僕らImari Tonesの他に、
The bands joined this Japan tour, other than us Imari Tones, we had...


アメリカはカリフォルニアから、The Lacks
The Lacks from California USA,


カナダはブリティッシュコロンビアから、The Burn Ins
The Burn Ins, from BC, Canada,

アメリカはカリフォルニアから、C.J. Lassiter
C.J. Lassiter from California USA,

以上、僕らを入れて4グループです。
These 4 bands including us.



The LacksThe Burn Insは、昨年、アメリカの西海岸を一緒にツアーした仲であり、よく知っているバンドです。
C.J. Lassiterは、2011年にナッシュビルで会っていますが、一緒にツアーするのは今回が初めてでした。

The Lacks and The Burn Ins, we toured with them together last year (2012) in USA West Coast. We know them well.
C.J. Lassiter, we met them in Nashville TN in 2011. But this was first time for us to tour with her.




演奏を中心に記録を。
Some photos, mostly from concerts.


The Lacksの人たちが成田に到着し、長いフライトに疲れて、そのまま電車で横浜へ向かいます。
The Lacks arrives at Narita airpots. Heading to Yokohama on a train. Tired from a long flight.




初めての満員電車に驚くThe LacksScott Lack氏。
Scott Lack from The Lacks, surprised at seeing crowded Japanese train for the first time.





今回、初回ということで、自分の手の届く範囲でしか計画できないため、ツアー日程の半分は、横浜ローカルで攻めたのですが、
バンドの滞在は、横浜の洋光台にあるシェアハウス、ウェル洋光台にお世話になりました。皆さんが共同生活をしている場所ですが、バンドをあたたかく迎えてくれて、とても素敵な場所でした。
Since this was the first time Japan Extreme Tour, half of the shows we booked were in Yokohama region. The bands from USA/Canada stayed at "Well Yokodai", a share house in Yokodai, Yokohama. Very nice place. People living there became our good friends.
http://city-souken.com/







ウェル洋光台のキッチンで、はやくもセッションが始まります。
"Kitchen Session" at Well Yokodai.






C.J. Lassiterは、日本ツアーのために、ユーミンの「ひこうき雲」を用意して、日本語で歌ってくれました。Takはこの曲が大好きなので、一緒にハモって歌います。
C.J. Lassiter played this song "Hikoki Gumo" by Yumi Arai (Yuming). She sang it in Japanese. Coincidently, it was Tak's favorite song. Tak harmonized the melody together on the song.





虹もツアーの行く先を祝福してくれるようです。
Rainbow blesses the success of the tour.





アメリカのバンド@日本の電車の駅。
An American band at Japan train station.






電車の中で演奏を始めてしまいました。
They started playing music on a train. (Totally uncommon in Japan)







新浦安の駅にて演奏をしました。
We played at Shin Urayasu station.









新浦安の演奏を実現させてくれた山本香織さんです。
Japanese Gospel singer Kaori Yamamoro helped us playing this train station concert.






最後は皆でワーシップを歌います。
Singing worship together.






The Extreme Tourは、「ハイプ」と言って、
その地域で人々と(通りすがりの人々なども含む)積極的にコミュニケーションをします。
横浜は寿町にて、日雇い労働者やホームレスの人々とお話し、演奏を聴いていただきました。
(寿町の中の写真は、さすがに残っていません。撮れる雰囲気ではなかったので。)
On The Extreme Tour, we do something called "Hype", communicating people on the street, every town we visit.
We communicated with some homeless people in Kotobukicho area, Yokohama, and play some music to them.






横浜は寿町の音小屋にて、コンサートを行いました。
We did a concert at Necoya, Kotobukicho, Yokohama.













日本のクリスチャンロックの先駆者であるB.D.Badge(栄光号としても知られています)と共演しました。
We shared the bill with B.D.Badge (also know as Eiko-Go), who is a pioneer in Japanese Christian rock.








八百屋で買い物をするThe LacksScott Lack
Scott Lack from The Lacks, at Japanese Yaoya (grocery store).






ウェル洋光台で行われたバーベキューパーティーにて演奏しました。
We played some acoustic music at BBQ party at Well Yokodai.










Takは演奏する代わりに、メッセージとプチTestimonyを話します。
Tak gave his testimony and message instead of playing music.







Scott Lackは、右手にFreedomという刺青を入れていますが、日本で左手に「自由」というタトゥーを入れました。生涯、日本の自由のために祈るそうです。
Scott Lack from The Lacks, has a tattoo "Freedom" on his right arm. He got a new tattoo saying "自由" (Freeedom in Japanese) in Japan. He says he's gonna pray for freedom for Japan for the rest of his life. 







横浜ビブレの前にてハイプ演奏をしました。
We played some "hype" concert in front of Yokohama VIVRE. (shopping mall)










西横浜 El Puenteにて演奏しました。
We played a concert at El Puente, Nishi-Yokohama.















共演したバンドは儀太郎さんです。
We shared the bill with Gitaro.







オフの日、TakThe Burn Insと一緒に観光に出かけて、ミュージックビデオのために撮影を少しだけしました。
On a off day, Tak went to sightseeing with The Burn Ins. We did some video for a music video.










川崎市の、中原平和公園にてアコースティック演奏をしました。
We played an acoustic concert at Nakahara Heiwa Park, Kawasaki.








あまり人のいない平日の公園ですが、
お年寄りの方、子供たち、ホームレスの方など、
The Extreme Tourにとって理想的なオーディエンスが居て、
それは素晴らしいコンサートになりました。
Because it was weekday daytime, there were not so many people.
However, there were elderly people, little kids, and some homeless people.
They were best ever audience for The Extreme Tour.






この日、サルーキ=のチヨさんが応援に来てくれました。
Chiyo from Saluki (Japanese Christian rock band) played together with us.










うどんを食べるバンドの人たち。
USA/Canada musicians eating Japanese UDON.






横浜公園、横浜スタジアムのすぐそばで演奏しました。
We played a concert in Yokohama Park, near the Yokohama Stadium.














C.J. Lassiterは先に帰国してしまうので、この日が最後の演奏でした。
This was the last show for C.J. Lassiter who went back to USA early.






The LacksScott Lackと、Takの通う教会の牧師であるYaw Amoabeng氏です。
Scott Lacks (The Lacks) and Yaw Amoabeng, the pastor of the church Tak goes to.





横浜の元町にあるスターバックスカフェにてアコースティック演奏をしました。
Takはソロで演奏しました。
We played an acoustic concert at Starbucks Motomachi, Yokohama.
Tak played solo.










YUC (Yokohama Union Church)にて演奏しました。
We played a concert at YUC (Yokohama Union Church).













These guys are... headbanging!



共演は萩原ゆたかさんです。
We shared the bill with Yutaka Hagiwara, Japanese gospel singersongwriter.








牛丼を食べるエクストリームツアーの面々。
The Extreme Tour people eating Japanese beef-bowl (Gyu-don).





東北のブッキングにご助力いただいたRyo Amano氏。
Mr. Ryo Amano, a good friend of ours, helped us booking in Tohoku region.






The Extreme Tourは、YUCにてワーシップ演奏をした他、
The Extreme Tour team played worship at YUC,




船橋バプテスト教会を訪問してワーシップ演奏しました。
and Funabashi Baptist Church,







また、洋光台にある小さなハウスチャーチ、オリーブの木にてワーシップ演奏をしました。
and Olive No Ki (Olive Tree), a small house church in Yokodai.







横浜は伊勢佐木町のクロスストリートにて演奏しました。
We played a concert at Cross Street, Isezakicho, Yokohama.









横浜地区での最後の演奏でしたが、最高に盛り上がりました。
This was our last show in Yokohama region. And that was an awesome concert!







アメリカでのエクストリームツアーと同じくらいの盛り上がりになりました。
This is as crazy as our USA shows!









石川町にある障害を持つ方が働く施設、シャロームの家にてアコースティック演奏をさせていただきました。
We played some acoustic music at Shalom No Ie (Shalom House), Ishikawacho, where handicapped people working.









シェアハウス、ウェル洋光台の友人たちが、「自由&Freedom」のTシャツを作ってくれました。
Our friends at Well Yokodai made these T-shirts saying "自由 & Freedom".







横浜地域での日程を終え、ツアーは次に福島県いわき市へと向かいます。
After finishing all the concerts in Yokohama/Kawasaki/Chiba, we went to Iwaki town, Fukushima prefecture.





3バンドが、機材と共に、バン2台に分乗して移動します。
Our 3 bands in 2 vans. Driving to Tohoku.





いわきではグローバルミッションセンターにお世話になりました。
We stayed at Global Mission Chapel in Iwaki.






津波の被害にあった薄磯地区へ連れていっていただき、地元の元漁師の方々に演奏を聴いていただきました。
We went to Usuiso region, where hit by Tsunami in 2011. We played some acoustic music to local elderly people.






いわきの駅前にて、地元のミュージシャンとセッションし交流し、ワーシップを歌いました。
We played some music together with local musician in Iwaki. Singing worship song.







いわきのインディペンデントでロックなスタジオ兼ライヴハウス、Paradise Blueにて演奏をしました。
いわきのローカルバンドさんたちと共演しました。
We played a concert at Paradise Blue, a cool venue in Iwaki. We shared the bill with Iwaki local bands.














ツアーは次に、宮城県の石巻市へと向かいました。
After Iwaki concert, we went to Ishinomaki town, Miyagi prefecture.





石巻のまちなか復興マルシェにて演奏しました。
We played a concert at Ishinomaki Fukko Marche.









石巻の渡波地区にあるコミュニティ施設、The Rockにて演奏しました。
We played a concert at The Rock, a community place in Ishinomaki.














石巻のスケートパークOneparkにて演奏しました。
We played a concert at Onepark, an indoor skatepark in Ishinomaki.














Takはスケートボードに乗ってパフォーマンスしました。
Tak did some skateboard performance.





もちろん最後は皆でワーシップです。
On The Extreme Tour, we always close the shows with singing worship.






ギターに皆でサインをし、スケートパークに寄贈しました。
We signed this guitar and donated it to the skatepark.






石巻にてお世話になった、ICC (石巻クリスチャンセンター)の皆さんです。
We stayed at ICC (Ishinomaki Christian Center) and we became good friends!





日本のため、東北のために祈ります。
We pray together for Japan and Tohoku region.






お世話になった洋光台のシェアハウスの皆さんにメッセージを残し、バンドの人たちはアメリカへ、カナダへ帰っていきました。
We left our love message to people in the Yokodai share house. And they went back to USA and Canada.











以上、行く先、演奏をしたどの場所でも、The Extreme Tourのバンドを見た人たちは、すぐに彼らに夢中になり、本当に喜ばれて、好評を得ました。
Everywhere we go, people fell in love with The Extreme Tour musicians. They loved us so much and the tour was successful.


ツアーに関わってくれた人の中で、実際にイエス・キリストを信じて受け入れた人も幾人か現れました。
Some people actually accepted Jesus Christ during the tour.


この場で数を数えることはしませんが、このツアーを目撃する中で、初めてイエスキリストの愛に触れ、それを理解し、信じた人は、僕たちが把握しているよりもきっと多いのではないかと思っています。
We don't count the number here, but we believe people saw and touched the Love of Christ for the first time on this tour, that's more than we ever know.



日本に初めて上陸し、予想以上の成功を収めたこのThe Extreme Tour
僕たちImari Tonesとしては、その手伝いができたことを、誇りに思います。
The Extreme Tour, for the first time in Japan, it was more successful than we imagined. We are very pround to make it happen.


そして、この、新しく始まったムーヴメントを、来年以降の未来につなげていくために、皆さんの協力を得ることができればと思っています。
This new movement, we want to continue and go further in next year and beyond. We hope you join and help.



Thank you very much.

In Christ,
Tak / Imari Tones